ハイヒール教会とは
嘉義の布袋港にある高跟鞋教堂(ハイヒール教会)は、2016年に建てられた巨大なハイヒールのオブジェです。その独特な形と大きさから、世界最大のハイヒール型建築物としてギネスにも登録されています。
名前に「教会」とついていますが、キリスト教の教会ではありません。結婚式や記念写真を撮ることができるスペースとして、教会と呼ばれています。
1960年代、嘉義の街ではヒ素中毒による鳥足病が流行していました。当時、結婚前にこの病気に罹り、両足を切断しなければなくなった若い女性がいました。そのような悲劇が二度と起こらないようにという祈りを込めてこのハイヒール型のオブジェが作られたそうです。
オブジェの周りにはたくさんのオブジェが設置されており、フォトスポットとなっています。ハイヒール教会と共に写すダイヤの指輪なんて、結婚写真にぴったりですよね。
こんなトリックアート的な写真を撮影することもできますよ。
ハイヒールは夜にはライトアップするそうです。公園には売店もあり、一日中写真撮影が楽しめます。
嘉義駅からは少し遠く、公共交通機関では行きづらい場所にあるハイヒール教会。
ぜひ台湾の中部へ遊びに行く際には足を伸ばしてみてください。