台湾の大自然を駆け抜けるスポーツイベントへ行こう
サイクリングレースからマラソン、サーフィン、トライアスロンに至るまで、近年のスポーツ界での台湾の存在感は年々高まっています。
小さい島とは言えど、美しい海岸線や険しい山々など、台湾にはスポーツに適した場所がたくさんあるんです!
今回は、そんな台湾のスポーツシーンを牽引する8つのイベントについてご紹介します。
1.台湾 KOM チャレンジ
台湾のキングオブザマウンテン(KOM)チャレンジは、厳しいレースコースで有名です。
KOMのコースは海岸線から始まり、太魯閣渓谷を登り、3,275メートルも続く合歓山の頂上に達します。
レースでは特に経験豊富なサイクリストでさえも自分のバイクを押してしまうような光景もみられます。
ただ、普段観光客でいっぱいの太魯閣渓谷を自分の自転車で駆け抜けられるというのは、何事にも代え難い経験かもしれません。
2.太魯閣渓谷マラソン
自転車ではなくて自分の足で景色も楽しみながら太魯閣渓谷を走りたい人には、毎年恒例の太魯閣渓谷マラソンがおすすめです。
KOMチャレンジの約3分の1を走る43kmフルマラソンは、太魯閣国立公園への入り口から始まり、太魯閣渓谷の最も美しい景色のいくつかを通り、中央高速道路に沿って登り、天祥の村から国立公園本部&ビジターセンターに向かって折り返します。
体力に自身のない方のために、22kmメートルハーフマラソン、12kmメートルレジャーラン、5kmハッピーマラソンもあります。
スタート地点は全て同じです。
3.ツール・ド・台湾
太魯閣以外の場所を走ってみたいサイクリストの方には、ツール・ド・台湾がおすすめです。
台湾で最もメジャーな自転車レースであるツール・ド・台湾。
1978年に開始され、2005年に国際サイクリング連合によって認められ、参加者に栄光、名声、そして賞金を獲得する機会を提供すると同時に、台湾に自転車競技会での国際的な地位の確立にも一役買っています。
4.台北マラソン
絶景よりも都市中心部の都会的な風景が好みの方には、台北マラソンがおすすめです。
太魯閣マラソンの約1週間後に開催される台北マラソンは、太魯閣マラソンの自然景観を避け、台北市の都市景観を42km巡ります。
太魯閣マラソンと同様に台北マラソンも22kmのハーフマラソンも提供しています。台北市役所がスタートとゴールになります。
5.台北 101 垂直マラソン
一風変わったスポーツ体験を求めている方には断然こちらがおすすめ。
台北のランドマーク・台北101の通常は立ち入り禁止の階段を1階から91階の展望デッキまで駆け上がる、その名も「台北 101 垂直マラソン」です。
世界には多くのタワーレースがありますが、これは階段の数(2,046)と関連する標高(390メートル)のおかげで最も挑戦的なレースと見なされています。
6.チャレンジ台湾トライアスロン
チャレンジ台湾トライアスロンは、その名の通り自転車、水泳、マラソンのトライアスロンを台北を舞台に体験できるイベントです。
開催地は台東。ハードな試合になりますが、チャレンジする価値は大ありです!
2019年のイベントでは、フルディスタンス(水泳3.8km、自転車180km、マラソン42km)、ハーフ距離(水泳1.9 km、自転車90 km、マラソン21 km)およびオリンピック距離(水泳1.5 km、自転車40 km、マラソン10 km)から参加したい距離を選ぶことができました。
7.日月潭遊泳祭
台湾最大の淡水湖である日月潭。日月潭遊泳祭は年に一度だけ開催されるイベントで、日月潭で泳げる機会も一年にこの一日しかありません!
1983年に始まったこのイベントは、国内外の旅行客や水泳ファンから人気です。
最長距離は3000mですが、健康状態が良好で、10歳以上かつ長距離を泳ぐことができる人なら誰でも参加できます。
8.台湾オープンオブサーフィン
水に入るのは好きだけど、1日だけでは勿体無い!という方には、台湾オープンオブサーフィンがおすすめです。
風光明媚な台東県で二週間行われるこのイベントは、アジアのアジアのサーフィンシーンの最高の並みに乗れるとも言われています。
台湾観光など日本からのツアープランやご相談はお気軽に!
(本記事はTaiwan Sceneより転載許諾を得て翻訳・掲載しています。オリジナルのコンテンツはTaiwan Sceneにて掲載しています。)
台湾キュレーターブログ&きっと役立つ台湾旅情報 |