マングローブが作り出す「緑のトンネル」
今回は、台湾の友人のお父さんが船の船長をやられているとのことで、特別待遇で乗船させていただきました。
普通はチケット売場で乗船券を購入してから、待合室へ向かい乗船時間を待ちます。この日は乗船待ち時間およそ2時間前後!大人気ですね。
待合室にも入れず長蛇の列です。この日の気温33℃。
船頭さんから直接声がかかり、ついていくといきなり船に乗せてくれて、笠を渡されライフジャケットを着用。
席は最前列がおすすめです。なぜ最前列がいいかというと、後ろの席だとかぶっている帽子が邪魔になってしまうから。最前列が確保できない場合は最後尾、さらに左右の一番端。一番みづらいのが船の中心部です。
いよいよ出航です。まるで遊園地のアトラクションに乗っているよう。
最前列で右端にしていただいたので、このように自然を感じマングローブを見ることができました。ただし気を付けないと頭の笠(帽子)がマングローブに接触してしまうこともあるので、特に写真を撮っているときなどは注意しないと危ないです。
乗船時間は約30分ですが、一か所だけとても美しく見える場所があるんです。上下の写真微妙に違いませんか?
あっという間のマングローブ鑑賞でした。案内はすべて中国語なのでよく理解はできませんでしたが、それなりに楽しめました。また、一部カメラを向かない方が良い場所(お墓)もあったので注意して下さい。
下船してから「四草砲台」を見学。二級古蹟なんですが、なんと小学校の壁の一部にもなっているところが驚きです。
1840年アヘン戦争が勃発した際、イギリス軍が台湾侵入を防ぐために作られたもので、この時代の砲台が当時のまま残されています。
平日は本数が少ないですが、四草生態文化園区までは路線バスで行くこともできます。