建設した動機は日本統治時代に、台南に日本がつくった博物館をいつも無料で見せてくれたことが忘れられず!
台湾は7月上旬から約2カ月間夏休みになります。この「奇美博物館」は台湾の人たちには人気のスポットで完全予約制なんです。ただ当日の混雑状況によっては入館できる場合もあると、台南駅構内のツーリストインフォメーションセンターで聞いていたので行ってみることに!どのサイトを見ても行く・見る価値があると書かれていれば、誰だって行ってみたくなるはずです。上の写真が正門から撮影したなのですが、アポロン噴水・オリンポス橋を渡り建物の入口までは、徒歩で約15分もかかります。
この日は気温がかなり高く、ここから往復歩くのはとてもじゃないですが大変です。そんな時今回同行してくれた台湾の友人が、気を利かせてくれてガードマンに裏技を聞きに。。なんとあまり知られていない奇美博物館の裏手に、駐車場があるとの情報をガードマンから聞き出すことができました。(尋常ではない暑さでした)
裏の駐車場から入館入口までは、徒歩で約5分ぐらいでした。博物館全体はローマ風でもあり、ギリシャ風でもある感じです。写真下は信息女神です。
さっそく、チケット窓口で今日の予約状況を確認したところ、なんと外国人はつい最近から2017年12月31日まで、パスポートを提示することで予約なしでチケットの購入ができ、入館もOK!です。同行した台湾の友人も無事入館でき、日本出発からラッキーなことが続いてます。
ラッキーなこととは、
①台北(松山空港)まで1時間も早く到着
②台湾新幹線の乗車変更ができ時間に余裕ができた。(夏休み期間でかなり混んでいた)
③レンターカーが、キャンペーン期間で格安に借りることができさらに新車(三菱ランサー)
④奇美博物館に、予約なしで入れることができた。
博物館に関しては、奇美博物館公式ホームページ(日本語) をご覧ください。多種多様な展示物の数々を見ることができます。
最後に、奇美博物館の創設者でもある許文龍氏は、日本統治時代の1928年台南に生れ、26歳の時にABS樹脂を生産する会社(奇美実業)を立ち上げ、台湾屈指の大実業家です。許文龍氏は、芸術品収集だけではなく自らも絵画や彫刻を制作し、バイオリン奏者でも知られ、東日本大震災時は、多額の義援金や復興支援もいただき、2013年に旭日中綬章を受賞されております。
アクセス方法は、高鐵台南駅からタクシーでNT$250前後、台鉄保安駅から徒歩約15分(ただし夏の時期に徒歩はかなり危険です)
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