いまだ世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けている旅行観光産業に光を当てたいと、遊譜YOUPUTでは昨年の台湾ではコロナ感染拡大の当初から、旅行関係者と共にツアーガイドの専門性や視点を生かした「Travel for You」プロジェクトを立ち上げました。ツアーガイドの張秉義さんが2020年5月に撮影した空撮映像と、2021年4月に遊譜YOUPUTの莊士遠氏が撮影したコロナ感染拡大後の映像と合わせ、台湾北部・平溪エリアを一年をかけて撮影した動画を紹介します。
「Travel for You」プロジェクトの動画を見終わったら、現地出身の「104高年級」のガイド「顏家駿」さんと一緒に行く、平溪レトロプチ旅行もぜひご覧ください。
台北の郊外の街:平溪エリア
台北に一番近い郊外の街、平溪エリア。ガイドブックにも紹介される有名な観光地で、台湾好きな方には、ランタン飛ばしを思い浮かべる方が多いと思いますが、ここは山や滝があり、山登りや水遊びもできるんです。それに平溪線とういローカル線に乗ってプチ旅行もできます。今回は、この地域の出身でありインターネットサイト「104高年級」のガイド「顏家駿」さんが、半日で行ける「平溪レトロプチ旅」に連れて行ってくれます。
平溪エリア:十分瀑布
まずは、台湾の「ナイアガラの滝」と呼ばれている「十分瀑布」からスタート。眼鏡洞瀑布、平渓線の列車が走る様子が見えます。屋台やお土産屋さんを過ぎれば、「十分瀑布」が見えてきます。この日はお天気も良く目の前に広がる壮観、来る価値があるとはまさにここのことだと思えます。
平溪エリア:衛生福利部植物園
「十分瀑布」を過ぎたら、「衛生福利部植物園」へ。ここは通常一般の人は立ち入ることができないのですが今回は特別に体験をしてきました。多くの植物に囲まれ、それが原始的な森林のように感じられます。ただここは地面は滑りやすく、規定された靴を履いて見学をしてきました。今回は貴重な話を聞くだけでなく、ちょうど今の季節に「五月の雪」で知られる油桐花(アブラギリバナ)も見ることができ、苔と太陽の光を添えれば、何とも言えない感動的な映像が広がる場所でした。
平溪エリア:孝子山
自然に囲まれた平溪エリアは観光地でありながら、地元の台湾人から見ても雰囲気がとてもリラックスでき、おすすめのエリアです。屋台やお土産屋さんのある平渓老街を散策してランタンを飛ばしたら、有名な孝子山を散策してみてはいかがでしょうか。山登りは簡単でありませんが、頂上から見る景色は最高だそうです!
平溪エリア:菁桐礦工食堂(紅寶麵茶)
平溪線の沿線にある「菁桐」と「瑞芳」は、かつて台湾の鉱業が盛んな場所で、当時の鉱夫たちが食べていた家庭的な便當(弁当)が現在もこのエリアのグルメとして多くの観光客に好まれています。レトロな建築物も多く残る「菁桐」にある食堂では、ご飯の上に、煮卵・厚揚げ・骨付き豚肉ステーキが豪快に乗っている、台湾っぽさを感じさせる茶色が多めの鉱夫弁当が食べられますよ!
平溪エリア:石底大斜坑
平溪エリアは昼間の観光地で、夜まで滞在する人は少ない思いますが、夏の時期は蛍を鑑賞することができます。この時間帯になると、駅も閑散としていて、自分だけの静けさを感じながら、夏の風物詩を楽しむことができるようです。
台湾北部・平溪エリア の紹介、いかがでしたでしょうか? 動画で紹介しているレトロな雰囲気満載な平溪エリアは、台北から近い郊外としても人気エリアですので、ぜひ足を運んでみてください。
出典:遊譜YOUPUT
導領曙光計畫