1884年に勃発した清とフランス軍の戦争(中法戦争)では淡水が戦場となり、戦後、1886年に砲台必要の為から、竣工した滬尾砲台
入口の上に彫られた「北門鎖鑰」の文字や兵舎、兵舎の上に取り付けられた通気孔など、当時のままなんです。
当時砲台には、英国アームストロング社製の12インチ砲、10インチ砲が各1門、ドイツのクルップ社製8インチ砲が2門備え付けられていたそうです。今は砲座跡が残っております。
なぜ?淡水が防衛上重要な拠点だったかといいますと、淡水河の入口が台湾海峡と台北をつなぐ場所となっていて、敵の艦隊にここを突破されると台北が危機にさらされてしまうため、見晴らしがよい小高い丘に城砦などを設けたんです。
ただ、今は木々が生い茂っており淡水河や海を望むことはできません。
滬尾砲台は、実際一度も戦闘を経験したこともないため、かなり良く保存されております。
淡水:滬尾砲台
住所:新北市淡水鎮中正路一段 6巷31号
交通:MRT淡水駅から車で約10分または、LRT淡海軽軌道「浜海沙崙駅」から徒歩30分
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