台北の地下鉄・バス乗り放題!悠遊カード定期券とは?

台湾暮らし
2018年に開始されたサービス、悠遊カード定額定期券について解説します。 1ヶ月1250元で台北市と新北市のMRT(メトロ)とバスが乗り放題、さらにレンタルコミュニティサイクルのYoubikeも割引になってしまう無敵のシステムは、留学生や長期滞在者必見!!

悠遊カード定期券とは?

画像出典:悠遊卡-悠遊卡股份有限公司

悠遊カード定期券とは、台湾で使える交通系ICカード「悠遊カード」の定期券のことです。
2018年から始まったサービスなので、しばらく台湾に来ていない人は知らないことも。

日本の定期券と違って、範囲を指定するのではなく、一律定額で1ヶ月1250元(約4600円)を払ってしまえば適用の路線全てが乗り放題になるというちょっと驚きのシステムで運営されています!

乗れる路線は台北市と新北市のMRTに加え、なんと台北市と新北市の路線バスにも乗れてしまいます。2018年末に運行が開始された淡海輕軌も対象です。

Youbikeにも特典があり、最初の30分が無料になります。かなりお得な気がします!

本当にお得なのか?

定期代の1250元を1ヶ月31日間で割ると約40元。
土日を除いて計算すれば約54元使っていればモトが取れる計算になります。

モトが取れる範囲はどんな交通手段を使うかによってかなり変わります。MRTの運賃は台北MRT公式サイトでも調べられますし、頻繁に使う予定があればアプリをインストールしておくのもオススメします!

MRTの運賃が調べられるアプリについてはこちら>台湾旅行&留学で使える地図とバスと電車のアプリ

 

私は留学中紅樹林駅からMRTの赤い淡水線に乗って台湾大学のある公館駅まで通学していました。
その場合片道36元、往復で72元、さらに暑くて家から駅まで歩きにくい時は往復のバス代もかかっていたので圧倒的に定期券を買ったほうがお得です。

定期券を買わないでいた頃は結構交通費がかさむなぁ、と思っていたので、定期券の登場はかなり直接的に家計の助けになりました!

逆に語学学校へは自転車通学だけど週に数回バイトでMRTに乗るという友達は、「計算してみたけどギリギリ買わないほうがお得だった」と言っていたので、本当に人によるようです。

購入方法

MRTの各駅の改札前のチャージ機でかなり簡単に購入できます。

1.まずは定期券の購入を選択

2.カード読み取りエリアに自分の手持ちの悠遊カードを置く


3.お金を入れる!

外国人でもパスポートを見せたり窓口に行ったりする必要が全くなく、ちょっと拍子抜けするくらい簡単です。

悠遊カードがない人は、こちらもMRT各駅やコンビニで購入できます!

まとめ

2018年から開始された台湾の定額定期券システム。

台北のやや遠い地区から台北に通勤通学している人の経済的負担も減らせて、公共交通機関の利用の推奨にも繋がって環境にも優しく褒めるところがいっぱいなのではないでしょうか。

留学中にこれを持っていると、よりフットワーク軽く市内の様々なところに遊びに行けるようになった実感もありました!

日本よりかなり安めな台湾の交通費をさらにお得にしてしまう定期券、本当におすすめです。

 
 
 
 
※記事中の各情報・価格・レートなどは記事製作時の情報です。
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