週末だけ開催されるお花の市場、「建國假日花市」。
日常からちょっと抜け出せるようなお花だらけの空間に遊びに行ってきました。
ヒスイなどの工芸品がお安く手に入る宝石の市場「建國假日玉市」も併せてご紹介します！
建國假日花市とは
台北市内を南北に貫く高速道路の一つ、建國高架道路。
台湾大学〜師範大学エリアから台北市立図書館に行くときなど、大安エリアに行こうとすると近くを通ることになるので馴染みのある人は多いかもしれません。
その高架下に「週末だけ開催されるお花の市場がある」のは、知っていましたか？
位置でいうと忠孝東路と仁愛路の間、大安森林公園のはす向かいにある建國假日花市。
平日は駐車場ですが、なんと週末だけお花の市場に大変身するんです！
ずっと行ってみたかった台北一番のお花の天国に、今回ついに遊びに行ってきました。
入り口の様子。忠孝東路側と仁愛路側のどちらからでも入れますが、仁愛路側から入った方が見やすいかもしれません。
内部の様子
今回は土曜の11時ごろに向かったのですが、たくさんの人が訪れていて盛り上がっています。
道の両側に区切られたお店がぎゅうぎゅうに出店していて、とても平日は駐車場とは思えません。
三束100元の形式で切り花を売っているお店がたくさんありました。バラやマムやチューリップなどのメジャーなお花が手に取りやすい値段&サイズ感でたくさん並んでいます。
わたしが覗き込んでいる間にも、台湾人のおじさんがすっすっと慣れた手つきでお花を選んで買っていきました。
お花を選んで買うなんてなかなか無い経験なので悩んでしまうのですが、よく来る人にとっては日常の一部、と言う感覚を感じます。
市場自体もとても広くて、様々な人の需要に答えている感じ。じっくり見ていると1時間くらいは平気で使ってしまいます。
お花以外の商品も
切り花以外も充実。日本よりもサボテンの種類が多様なように思えるのは、南国だから？
飛行機で持って帰るのは大変かもしれませんが、留学中なら窓辺にちょっと置いておきたくなる可愛さ。
ドライフラワーも種類が豊富！これなら壊れないように対策すれば持ち帰れそうです。染めて作っているパステルカラーがすごくファンシー。お部屋に吊るしたら可愛いだろうなぁ。
真ん中あたりでちょっと疲れたな、と思っていたらお茶屋さんを発見。一杯30元のお手頃価格で、美味しいお茶が飲めてホッとします。
ここで手に入れたお茶を片手に散策を再開しました。
日本のホームセンターでもなかなかみられないぐらい種類の豊富な植木鉢屋さん。
こんなにしっかり陳列しているのに、土日の二日間しか営業しないなんて驚いてしまいます。
金魚屋さんもありました。ドリンクのコップの中に入れられた鮮やかなお魚が優雅にくるくると泳いでいます。
今回の購入品
さて、せっかく来たのだからわたしも何か買って帰りたい！と思って市場をうろうろしていると、真っ赤なバラの花束を売っているお店がありました。
赤いバラの花束、憧れませんか？20本入りの立派なバラです。
それが100元で手に入るなんて！
バラの花束を買っちゃうなんてちょっとロマンチック！素敵！と浮かれながら購入したのですが、やはりここは台湾の市場。
ロマンチックな花束をすぽん、と「台湾の市場あるある」な紅白のレジ袋に入れて渡されました…。
台湾らしい、といえば台湾らしいかも。
外に出て太陽の下で撮ってみるとやっぱりすごく綺麗。
ただ、今後もし人生でバラの花束を貰うことがあったとしても、この紅白ストライプのビニール袋を思い出すだろうな、と思うとちょっと笑えます。
ちなみに、この取材の際はホテルに宿泊していたので、この花束を持ったままYoubikeで台北市内を爆走してホテルに戻りました。
ホテルにもちろん花瓶は無いので、コンビニのお水で即席の花瓶を作ってみました。
うーん…人生で初めてのバラの花束体験が自分で買ったもので、しかも２Lペットボトルに活けられているのは、どうなのでしょう？
わたしの場合はこれが限界でしたが、うまく撮影すればインスタ映えも狙えそうです！
ちなみに、建國假日花市の縦並びには建國假日玉市という宝石の市場もあります。
ヒスイなどの工芸品がリーズナブルに手に入るようなので、興味があればこちらにも寄ってみても良いかもしれません！
まとめ
台湾のお花の市場のご紹介、いかがでしたでしょうか？
台湾らしい雰囲気とお花のロマンチックさが融合していて、なんとも不思議な雰囲気の空間です。
散歩するだけでもとっても楽しいので、台北で週末を過ごす際はぜひ訪れてみて欲しいスポットです！
建國假日花市
建國高架橋下橋段-信義路與仁愛路間
星期六、星期日上午9:00~下午6:00
地
（02）2702-6493、（02）2325-6995
