台湾滞在中・留学中の野菜不足を解決する方法

台湾暮らし

台湾留学と野菜あるある

日本の友達や親戚に「台湾に留学に行ってきた」という話をすると、高確率で「毎日どんなご飯を食べていたの?」と聞かれます。

この質問のちょっと困るところは、言外にかなり強力な先入観のようなものを含んでいるところ。

台湾に少し知識がある・旅行で行ったことのある人からは、「毎日タピオカミルクティー飲んで小籠包食べてマンゴーかき氷がデザートなんでしょ?」だし、台湾にあんまり興味のない人からは「エビチリと天津飯?ホイコーロー?」と聞かれます。

その度に野菜も食べているよー、と答えてみるのですが、「でも中華の野菜って脂っこいよね」と返されてしまったりするので、なんとなく切ない思いをします。

確かに日本人が一般的に「野菜を食べる」といってイメージするようなレタスとキャベツでできていてプチトマトが乗っかっているような生野菜サラダは日本ほどメジャーではないけれど、台湾に暮らしていたって健康的に野菜をとる方法はたくさんあります。

筆者も野菜が好きで、台湾に来たばかりの頃はどう野菜不足を補ったものか悩みました。
でも、実際生活に慣れてくるとそんなこと全然問題ではないことがわかってきたので、ご紹介します!

滷味で食べる

夜市や街角でよく見かけるなんだか食材が山積みになって展示されている屋台は、おそらく「滷味」。自分で選んだ食材を店員さんに渡すと、全部一緒に独特の味のスープで煮込んで渡してくれます。画像の奥の方にも写っているが、野菜の選択肢も豊富で、キャベツや空芯菜、地瓜葉(さつまいもの葉っぱ)などの青菜系もいいし、エリンギやエノキのようなきのこ類も相性がいい。麺とお肉も一緒にお願いすれば完全食が出来上がります。

鹽水雞/鹽酥雞で食べる

この二つは紛らわしい名前ですが、鹽水雞は揚げずに鶏肉と具材を塩胡椒のようなもので和えてくれる冷菜(暖かい場合もある)、鹽酥雞は鶏肉と具材を全部揚げてくれる揚げ物。
屋台の様子は滷味に似ていて、さらに名前が紛らわしいのでよく確認しましょう。

筆者は油を使わずにヘルシーなので鹽水雞が好きです。相性がいいと思う野菜は、きゅうりとインゲン、ブロッコリーなど。

燙青菜を食べる

台湾のローカルなご飯屋さんに行くと高確率で置いてあるメニュー、「燙青菜」。それがなにかと言うと、茹でた青菜のこと。
どの種類の青菜なのかは、店員さんに直接聞くか、注文してみて出てくるまではわかりません。
ほうれん草の時もあるし、地瓜葉(さつまいもの葉っぱ)のこともあるし、大陸妹というレタスのような野菜もメジャーです。

茹でられて味付けされているだけなので炒め物よりヘルシーなのがいいところ。麺類やご飯ものにプラスするだけで気軽に野菜補給できます。

自炊に挑戦してみる

上でも色々方法を紹介してみましたが、野菜を食べる方法が色々あると言っても日本とは環境が違うのも事実。

筆者は食のこだわりがたまに強くなるタイプなので、滞在中は時に「ひたすらブロッコリーを茹でたのにひたすら塩だけつけて食べたい」とか「ナッツの入った人参のサラダが食べたい」などの思いに悩まされました。

そんな時はやっぱり自炊に乗り出すしかありません。

台湾の野菜の値段は季節や台風の状況によってかなり上下しますが、それでも市場やスーパーに行けば何かしらの野菜が手に入ります。
住んでいるところにキッチンがあるならぜひ自炊にも挑んでみましょう。台湾の食材と触れ合うのは、貴重な滞在中の経験になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
表面上だけ見ていると野菜不足になりがちな台湾での食生活ですが、少し気をつければ解決の道がたくさんあることに気が付いてもらえたら嬉しいです。

他にも台湾はフルーツの豊かな国でもあるので、ドリンクスタンドの生ジュースなどから食物繊維やビタミンを補給するのも打てる手の一つ。
せっかくの台湾ですから、身体に気をつけながら満喫したいですね!

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