皆さんこんにちは!jellyです。
今回は台湾の台風についてです。日本の台風シーズンは7月から10月ですよね。台湾の台風シーズンは6月から10月にかけてで、先月も大型の台風が現在私の住んでいる台北に上陸しました!
というわけで、実際に台湾で台風を体験してみて、台湾ならではの台風に関するアレコレを発見したので、早速紹介していきますね!
1.台湾人は台風上陸の3日前からスーパーの食材を買い占める
台湾上陸の2日前、私はまだ台湾に台風が来ることを知りませんでした。なのでいつものようにスーパーに買い物に行ったのですが……
見てください、スーパーの棚に野菜がありません!!
葉物野菜、卵はすべて売り切れています。お肉も残りわずかといった感じ。
残っているものといえば、きのこ類と豆腐ぐらいしかありませんでした。
後から学びましたが、台湾では台風が上陸する頃になると、雷雨でお買い物に行けないせいか、みんな食料を買い占めてしまうみたいです。ですからどこの国でも共通することですが、台風シーズンに入ったら、台風の上陸情報を常にチェックして、食料を確保しておく必要があります。みなさんも私も、台風シーズンに台湾に滞在する場合は気をつけなければいけませんね……。
後日、台湾のUber Eatsで野菜を買おうとしましたが(下の写真)、写真の黄色いところを見てみると、「台風の影響で配達サービスがしばらくストップします」と書いてありました。つまり買うことが出来ません。来年からは気をつけます……。
2.「颱風假」台湾では台風休みになんと名前がついている
台湾では、台風で学校や仕事がお休みになる日のことを「颱風假(タイフォンジァ)」と呼びます。この制度は、働く人や学生の安全を確保するために存在する公的な制度であり、その地域に台風が直撃する恐れがあると適応されます。
台北、台中、台南、高雄など、それぞれの地域によって颱風假の日にちは異なり、それぞれの自治体が風速や降水量が一定の基準を超えた場合に颱風假を宣言します。
この颱風假当日は、働く大人や学生は仕事や学校がお休みになり、家で安全を確保して過ごすことになります。台風休みに名前がつくなんて、まさに台湾ならではですよね♪
3.台湾の学生 まさかの台風が近づくと喜び出す
仕事や学校が休みになるほど危険な台湾の台風です。私も台風上陸の2日前、授業中の10分休み、台風の上陸を最初に知ったときは、「家にヒビが入ったらどうしよう」「ただでさえ台湾は湿気が多いのに、ずっと洗濯物乾かないじゃん」と落ち込んでいましたが、反対に周りのみんなの表情はいきいきと輝いています。教室から聞こえてくるのは「早く台風来てほしいな~」とか「明日授業多いから休みたい!!」とか言った声。そうです、みんな台風で学校がお休みになる、「颱風假」を期待しているんですね(笑)。
こちらの記事を見てください!ニュースのタイトルに「明、後天有望颱風假?」とありますね。日本語に訳すと「明日と明後日は台風休みになるか?(希望はあるか?)」となります。もうYahoo! が「希望」って思いっきり言っちゃってますね。みんな楽しみだって言うから、上陸前日になると私まで颱風假が楽しみになってきてしまいました。台風が来るのにそのポジティブ精神、ぜひとも見習いたいところです!
4.台風のときは日本から持ってきた食材が本当に役に立つ
スーパーで食材を手に入れられなかった私ですが、日本から台湾に帰国する際に持っていったレトルト食品などがすごく役に立ちました!_用意してくれた家族には本当に感謝しています。
これから台湾に留学やお仕事などで長期滞在する方は、こういったときに備えて、日本から保存のきく食品を持ってくることを強くおすすめします。自然災害の時だけではなく、日本の食べ物を食べたいときにも役に立ちますよ!
5. まとめ 台湾の台風に驚いたところ
1.台湾人は台風上陸の3日前からスーパーの食材を買い占める
2.「颱風假」台湾では台風休みになんと名前がついている
3.台湾の学生 まさかの台風が近づくと喜び出す
4.台風のときは日本から持ってきた食材が本当に役に立つ
以上、今回は台湾の台風についてご紹介しました。日本と一緒で台湾も地震や台風などの災害が多いため、台湾人のみなさんも日本人のみなさんも自然災害には気をつけて過ごしましょう!
それでは、下次見!
記事執筆:jelly
【執筆者自己紹介】
こんにちはjellyです。今回より前任のメイメイからブログの担当を引き継ぐことになりました!
私は現在台湾に留学しています。これまで1年間台湾で大学生として過ごしてきて、本当に驚きと発見の連続でした。現地に住んでいるからこそお伝えできる、台湾のリアルな情報を皆さんにお届けしたいと思っています! 初心者なので至らないところがたくさんあると思いますが、よろしくお願いします。
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