台北国際学舎体験レポ

留学

台湾留学を考えるに当たって、まず悩んでしまうのが滞在先。 ネットを活用して自分で情報収集をするのもいいし、留学エージェントに紹介してもらう人も少なくありません。 学校が紹介してくれたり、語学学校でも学校によっては寮があるところもあります。 今回は大学に寮がない場合でも使える、台北の留学生用の民営の寮・「台北国際学舎」についてご紹介します。 日本人の滞在先として人気のこの寮の宿泊費・内部写真なども公開!

台北国際学舎って?

日本から留学中の滞在先情報を集めていると結構な頻度で目にすることになるのが「台北国際学舎」。留学エージェントでも、台湾大や師範大などの主要な学校のHPでも紹介されている、かなりメジャーな滞在先です。

留学生たちの中でも、特に日本人の間では話題になると「あぁ、知ってる」と言われる確率がかなり高いです。

なんと営業開始は民国46年(1957年)とのこと。元は今の大安森林公園のある位置に立っていた、台北ではかなりの歴史のある留学生向け宿舎です。
ただ、現状なぜか宿舎の公式HPらしきものがありません。そのため、以下に紹介する情報も主に私自身が台北国際学舎に暮らしていた2017年8月〜10月の情報です。(宿泊費は2019年に確認しています!)

立地・外観

立地は台北市のお隣・新北市。住所は新北市新店區新坡一街102號です。

最寄駅は緑色のMRT松山新店線・七張駅。

外観としては、かなり改築を加えられていて、ちょっと不安な印象を受けなくもないです。

一階に管理人さんのカウンターがあって、お弁当を頼むときや何か手続きが必要な時はそこで行います。私がいた時は管理人さんたちはどの方も優しく、留学生のたどたどしい中国語を根気強く聞いてくれました。

部屋の様子

私が宿泊していたのは1ヶ月10,100元のトイレ・シャワー付きの一人部屋です。位置は二階で、一人用の部屋に改築されるは共同シャワールームのあった部屋らしく、他の部屋に比べて窓が小さく換気がかなり悪いのが難点でした…。ただ、その分改築されて年数が浅いので、他の部屋と比べて内装が綺麗でした。

同じ値段の部屋でも、かなり部屋の特徴が違うのが面白かったです。私の部屋は換気が悪いのが難点、他の部屋は防音性がかなり悪いが広い、内装が古いが窓が大きいなど、色々なパターンの当たり外れがあるなぁ、という印象でした。

設備

地下には共同のキッチン、ジム、自習室があります。

キッチンは広く、使い勝手が割と良く好きでした。私が他の学生や宿泊者と交流を持てたのも主にキッチンで「何作ってるの?」からでした。

ジムは使っていないのでわからないのですが、キッチンの奥の部屋にランニングマシンやウェイトトレーニングの道具が置いてあるようでした。

屋上には洗濯機と洗濯物スペースがあります。山の下を見下ろせる立地が気持ちよくて、たまに屋上に出てぼんやりしたりしていました。

 

宿泊費

料金ですが、2019年5月に問い合わせをして聞いたところ、以下の通りでした。
台北の家賃は刻々と値上がりしているとよく耳にしますが、国際学舎の宿泊費は私が暮らしていた2017年と変化がない様です。

ちなみに、一日単位で利用する場合はどの部屋も500〜600元の間です。

滞在期間が一月に満たない場合は、一月分の宿泊費をマックスとして日数で計算するそうです。

洗濯機も共有で、コインランドリー式なので使う際に少しですがお金が必要です。

まとめ

台北国際学舎の紹介、いかがでしたでしょうか。

全体的に欠点があるわけではないのですが、立地の悪さや、設備の古さは少しマイナスポイントかもしれません。

それでも数ヶ月の滞在でしたら十分に暮らせますので、台湾で留学などの滞在先を探している人は是非候補に入れてみてください!

 
 
※記事中の各情報・価格・レートなどは記事製作時の情報です。
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