公館エリアの放課後ガイド

留学

今回は台湾大学の語学センターで一年間勉強していた留学生の目線から、公館をふらりとみて回る楽しいルートをご提案します! 学生街の楽しさを満喫してもらえたら嬉しいです。

公館エリアとは

この地図で明るく表示されているのが公館エリア。MRTの公館駅〜台電大樓駅の間、そして新店溪の川辺までのエリアを指す場合が多いです。


台湾で一番大きい学生街で、台湾大学の寮もこのエリアに含まれています。
台湾大付属の語学学校「國立臺灣大學語文中心中國語文組」(通称CLD)の生徒の場合、放課後はこのエリアで過ごすことが多くなります。

CLDの授業は、以下の三つの時間帯に別れています。
a) 08:20 ~ 11:10
b) 12:00 ~ 14:50
c) 15:10 ~ 18:00

私はほぼbの時間帯で授業を受けていたので、だいたい15時からの昼下がりの時間帯に授業が終わります。昼ごはんは朝ごはんとまとめて授業の始まる前に食べていてそんなにお腹は空いていないし、何をしようかな…という感じの時間帯です。

台湾大の図書館で勉強する

特別な予定のない日はだいたい図書館で過ごしていました。
台湾大の場合は、中央の大きな図書館と、CLDの目の前にある社会学科の新しくて綺麗な図書館の両方が使えます。


台湾大学の学生達に囲まれてゆっくり中国語と向き合う時間はとても気持ちがいいです。
地下の自習室は集中できていい環境なのですが、携帯の電波が入らなくなるので、台湾大のwi-fiを発行してもらっていないうちは要注意。

おやつや軽食を食べに行く

学生街なのでおやつや軽食の屋台がとっても豊富です。
公館エリアに訪れる人がまず必ず向かうのは陳三鼎というタピオカ屋さん。ここのタピオカはタピオカミルクティーではなく、牛乳だけで作られるタピオカミルクです。


タピオカドリンクスタンドが林立している台湾でも時間帯によっては行列ができる人気店の「陳三鼎」。観光客も地元の方も買いに来ています。

筆者は留学中に観光客の方に英語で「where is 陳三鼎?」と聞かれて、当時中国語漬けの日々を送っていたのでとっさに英語が出てこなくなっていて愕然とした苦い思い出があります。


一杯NT$35(約130円)(1元=3.7円で計算)という手頃な価格設定も魅力です。

実は人気のタピオカミルク以外にも、レモンゼリードリンクや仙草という薬草のゼリーも美味しいので、何回も行くチャンスがあればぜひそれに挑戦して欲しいです!

古本屋さんを見に行く


公館といえば文学青年の街。
古本屋さんや、「独立系」と呼ばれるチェーンではなく独自に選書して展開している本屋さんが路地のいたるところにあるのも特徴です。公館の本屋さんについてはこちらの記事「公館エリアの古本屋&本屋散歩」で別に紹介しています。

大学構内を散策する

そもそも、とても構内がとても広いのが特徴の台湾大学。
大学構内を散歩したり写真を撮ったりするだけでも充実してしまいます。

園芸系の学部の校舎の様子。南国らしい植物があふれていて、ドラマのセットのようです。


下の湖は「酔月湖」。
台湾大学の学生にとっては、デートスポットになったり怪談の舞台になったりと馴染み深い場所です。池の真ん中に東屋があるのですが、今はその東屋に繋がる通路がありません。それには深い理由があるんだとか…?という怖い話をCLDの先生がしてくれたのが思い出深いです。


農業系の学部は大学構内に畑を持っていて、農作物がのびのびと育っている様子が見られます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。公館エリアは放課後を過ごすのに最高の環境だったな、と留学を終えた今も思います。

ご紹介した台湾大学の内部も一般の方も入ることのできるエリアなので、観光にもオススメです!

 

※記事中の各情報・価格・レートなどは記事製作時の情報です。

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