台湾バーガー・割包とは?
店舗の紹介の前に、割包について少し説明します。
割包とは、豚の角煮を肉まん生地で挟んだハンバーガーのようなもの。
福建省が発祥の食べ物ですが、日本に渡って長崎では「角煮バーガー」としても愛されています。
台湾の割包は、長崎の角煮まんじゅうよりさらにピーナッツの粉とパクチーがトッピングされて豪華になった食べ物です!
お店の様子
台湾大学から羅斯福路の大通りを渡った裏路地には、台湾大学の学生御用達の美味しいお店がたくさん軒を連ねているエリアがあります。
そのエリアでひときわ行列を作っているお店が、台湾バーガーのお店「藍家割包」。
有名な黒糖タピオカミルクの老舗陳三鼎のはす向かいにあるので、そこのタピオカを持って並んでいる人も少なくありません。
私が行った時は金曜日の午後で、お昼の時間は外していましたが写真の人数は並んでいました。
それでも回転がよく、テイクアウトの人も混ざっているので15分くらいで店内に通してもらえます。
店内の入り口の様子。
中で食べる人とテイクアウトの人がここで分かれます。おばちゃんがテキパキと案内してくれてなんだか頼もしいです!
こちらがメニュー。
看板メニューの台湾バーガー(割包)は一つ60元(約210円)のお手頃設定です。
ここの割包の特徴は、なんと言ってもお肉の脂身具合が選べること。
上から、脂身・赤身・ハーフアンドハーフ・ハーフ(脂身多め)・ハーフ(赤身多め)です。
「湯類」と書かれているスープもたくさん注文の入る人気メニューです。
他にも、肉粽(ちまき)、麵線(台湾そうめん)のようなメニューも。
一つ一つのサイズがあまり大きくないので、しっかり主食としてご飯にしたい場合は数種類頼んでもいいと思います。
いざ注文!
今回は台湾バーガーの「ハーフ(脂身多め)」を注文しました。
「疲れたのでこってりが食べたいけど脂身だけを頼んでしまうのはカロリー的に罪悪感が…」と悩んだ結果の選択です。(笑)
一緒に頼んだのは、「四神綜合湯(腸+肚)」。
四神湯とは台湾の伝統的な体に良い漢方の具材を使ったスープのことです。
漢方といっても決して癖の強い味がする訳ではなく、日本人好みのあっさりとした味なので、台湾バーガーを食べに来たらぜひチャレンジしてほしい一品です。
腸+肚と書いてあるのは、豚の腸と豚の胃のこと。豚の胃は日本ではガツと呼ばれる部分ですね。
ハトムギがたくさん入っていて、ほっと落ち着く味なので、味が濃いめな割包との相性がとっても良いです。
コーンと骨付き豚肉のスープ(排骨玉米湯)も人気なので、今度はそちらもオーダーしてみたいです!
まとめ
日本にも形を変えて進出している台湾バーガー。
老舗の藍家割包は、台湾大学の近くという立地もあって外国人慣れしているのでぜひ旅行などの際にもチャレンジしてみてください!
日本人の口に合いつつも、台湾らしさも感じられる素敵なお店です。
藍家割包
住所: 台北市中正區羅斯福路三段316巷8弄3號
電話: 02-2368-2060
営業時間: 11:00~24:00