台湾留学中のシャンシャンです！
日本での私の癒しはお風呂につかることだったのですが、台湾では一般的に浴槽がないので、代替となる癒しを探していました。
そんななかで発見したのががドリンクスタンドで飲み物を買うこと。
基本的に私は、毎日水か豆乳を飲んでいて、ドリンクを買うのは週に1，2回ほどです。台湾には、台湾全土にわたって展開するチェーン店から、個人経営のローカルなものまで、把握しきれないほどの種類と数のドリンクスタンドがあります。日本に比べて安く、日本のコンビニスイーツの感覚で、ドリンクが購入できます。
台湾の飲み物といえばタピオカミルクティーですが、その100倍以上の魅力が台湾のドリンクスタンドにはあることを、私も生活して初めて知りました。
というのも、台湾に旅行で来た際は有名なタピオカミルクティー屋さんでタピオカミルクティーを注文して、満足して終わったので…。笑
そこで今回は、私が思う台湾ドリンクスタンドの魅力をみなさんに紹介していきたいと思います！
お茶が美味しい！
まず、なによりもお茶が本当に美味しいです。どこで注文しても、どんなお茶を注文しても、お茶の香りをしっかりと楽しむことができます。
そもそも中国茶は、発酵の違いで、緑茶から黒茶まで6つの分類があります。まったく発酵されていないのが緑茶、半発酵なのが青茶、完全発酵なのが紅茶で、台湾ではこれらの3つをよく目にします。
そのうえ、産地によってさまざまな台湾茶が存在しています。有名なのでいえば、新竹・苗栗で栽培される東方美人茶や南投で栽培される凍頂烏龍茶などです。
チェーン店を含め、どのお店もお茶にはこだわりをもっており、消費者もお茶の美味しさを評価します。
先日、日月潭という湖を訪れたのですが、そこで飲んだミルクティーがすごく美味しくて感動しました。
基本的に台湾のドリンクはサイズが大きい！
日月潭は紅茶の一大産地で、阿薩姆（アッサム）や品種改良して生み出された「紅玉」が有名です。私が飲んだミルクティーは日月潭で栽培されたアッサムを使ったもので、力強い香りが感じられながらも、すっと消える軽さをもち、イギリスで飲んだアッサムとはまた全然違った味わいでした。
アレンジが豊富！
多くのお店では、お茶にフルーツやトッピングを組み合わせたドリンクがそろっています。
有名な掛け合わせのひとつは、ヤクルト緑茶。その名の通り、ヤクルトと緑茶を組み合わせたドリンクで、ヤクルトの酸味と緑茶のさわやかさがマッチします。
自社生産する乳酸菌飲料を使った清心福全のものが特に人気です！
私が好きだったのは、UNOCHAの杏仁凍冬片仔。
ドンと杏仁豆腐が入っているので、崩しながら飲みます！
冬片仔は、冬が春に変わる頃、一足先に収穫される茶葉で、花のような香りがぬける爽やかなお茶となっています。そこに、トッピングされているのが、杏仁豆腐。この杏仁豆腐は柔らかなプルンとした食感と、杏仁のもつほのかな甘みと香りをプラスしてくれていました。この2つの香りのブレンドを楽しむには、無糖で注文するのがおすすめです。
これまでに紹介した２つはすでにメニューとして完成していますが、既存のメニューに独自にトッピングすることも可能です。多くのお店で取り扱っている定番トッピングはタピオカやナタデココ、ほかにも各店一押しのトッピングが存在します。
お茶以外のドリンクも！
ストレートティーやミルクティー、フルーツティー以外にも、お店によっては、フルーツジュースやチョコレート系のドリンクも提供しています。
以前、美麗！台湾のメルマガ配信にて、フルーツドリンクが人気な大苑子を紹介しました。ですが、私の住んでいる宜蘭には残念ながら大苑子が1店舗もなく…。（かの有名な50嵐も宜蘭のみまだありません…。）
ということで、宜蘭にもある有名チェーン店の商品を2つ紹介したいと思います！
1つ目は、CoCo都可の鮮苺冰沙です。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=676765627829220&set=pb.100064873654801.-2207520000&type=3 より引用
これはイチゴのスムージーで、今年の夏に販売された新商品です。イチゴの甘みと酸味が、つぶつぶとした食感とともに口いっぱいに広がります。人工的ないちごの味や甘みが全くなく、暑い日にリフレッシュできる一杯だったので、とても気に入りました！ほかにも、ぶどうやマンゴーのスムージーも人気です！
2つ目は、迷客夏（Milksha）の芋頭鮮奶（タロイモミルク）です。
迷客夏の強みは、自社牧場の新鮮なミルク。台湾では、牛乳の生産が多くなく、粉ミルクを使っている場面が多々あります。ドリンクスタンドでも一般的に「奶茶」と書かれた場合は粉ミルク、「鮮奶茶」と書かれた場合は牛乳を使っています。そのため、新鮮なミルクを使っている迷客夏のドリンクは、台湾人からも他のドリンクスタンドとは違った魅力をもっているお店として一目置かれています。迷客夏は、タロイモにもこだわっており、美味しいタロイモを仕入れ、毎日手作業でペースト状にしています。タロイモ自体の香りと濃厚なミルクがよいハーモニーとなるようです。
以上が台湾ドリンクスタンドの魅力でした！
美味しいものを飲むことで癒され、次回はどのお店で何を注文するかにワクワクし、ドリンクスタンドが私の台湾生活の心の支えとなっています。
今回紹介したものはぜひ飲んでいただきたいのですが、自分のお気に入りの一杯を探すのも楽しいので、ぜひ台湾に来た際にはドリンクスタンドに何度も足を運んでみてください！