太魯閣を楽しむための方法いろいろ
台湾の太魯閣渓谷をご存知ですか?「太魯閣」は先住民族トゥルク族の言語で「人間」を意味する言葉だそうです。
この渓谷一帯のエリアは、太魯閣国立公園として台湾政府が管理しています。
太魯閣渓谷は、数百万年前に東のフィリピンプレートと西のユーラシアプレートが近づいたときに形成されたそうです。
この時の地殻変動は非常に力が強く、その際に普通の石灰石が圧縮されて、太魯閣渓谷を代表する雄大な大理石の壁を形作ったそうです。
ご覧のように、太魯閣渓谷の大理石の峡谷は長い歴史の産物です。
綺麗な川と壁を見るためだけにバスで気軽に訪れることもできますが、せっかくなのでじっくり色々なアクティビティを盛り込んでみても良いかもしれません。
太魯閣渓谷でのリバートレーシングとハイキング
渓谷の中の立霧渓は、曲がりくねって適度に流れの早い川なので、ラフティングにぴったりです。
また、かつて人気だった文山温泉は地震により公式に閉鎖されていますが、川面をよく探せば地熱によってお湯が湧き出て、湯気をあげているところが見つけられるかもしれません。
夏の間は特に人気のアクティビティです。
太魯閣渓谷ハイキングアドベンチャー
ハイキングは太魯閣渓谷で非常に人気の高いアクティビティの一つです。
砂卡礑步道は川をたどる比較的高さ3kmの往復ハイキングで、各所で印象的な絶景を眺めることができます。
より挑戦的な道を探しているハイカーは、元々は日本軍によって建設された錐麓古道もおすすめです。
太魯閣渓谷自転車アドベンチャー
太魯閣渓谷は今、サイクリストの注目を集め始めています。
海面近くの登りから始まる曲がりくねった道は、台湾で最も象徴的な地形を登り、その後、島で最も美しい登山道に出ます。
その自転車道からは、台湾の最高峰に向かって登り、曲がり、分岐し、目に見える範囲で竹のジャングル、谷、森林、山の壮大な景色を眺めることができます。
これは台湾の大変なことで有名なキングオブザマウンテンレースの大部分を占める道ですが、適切なペースと一番低いギアを使用すれば、中級レベルのライダーでも楽しい時間を過ごすことができます。
野生動物たち
標高が海抜3700メートルに及ぶこの公園は、多種多様な動植物が生息しています。
運が良ければ、ツキノワグマ、イノシシ、シカ、カモシカ(ヤギとカモシカの交配種)、および100種以上の鳥など、台湾固有のさまざまな野生動物を見ることができるかもしれません。
太魯閣の野生生物のほとんどはかなり恥ずかしがり屋ですが、天祥の町の周辺に住んでいるサルの軍団に出くわす可能性が高く、太魯閣シルクホテルで夜を過ごすと、朝食を食べながら彼らが遊ぶのを見ることができます。
太魯閣の文化施設
太魯閣渓谷には、非常に重要な神社、寺院、その他の文化的名所があり、自然以外の見所もあります。
太魯閣渓谷の高いところに登ると、人工的なお寺のようなものが見えることがあります。
これが祥徳寺であり、訪問者は敷地内を散策し、寺院内で瞑想することができます。
残念ながら、仏塔は現在一般公開されていませんが、下から見るだけで訪れる価値があります。
公園の入り口を過ぎたところには、長春祠があります。
この祠は、太魯閣峡谷への道路にとって不可欠な部分である島を横断する高速道路の建設中に亡くなった200人以上の労働者を記念して建てられました。
滝にまたがって立っている建築が特徴です。
美麗!台湾では、今回ご紹介したようなツアーもご用意しています。
(本記事はTaiwan Sceneより転載許諾を得て翻訳・掲載しています。オリジナルのコンテンツはTaiwan Sceneにて掲載しています。)
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