如意亭に入ると、おかみさんはお客さんを温かく迎え、年配の方たちと挨拶を交わします。食堂全体がおかみさんの温かさで、瞬く間ににぎやかになります。
如意亭は鳳林で広く知られており、20年以上もの間、地元の食堂として揺るがない地位を確立しています。
料理の味と食材が充実し、食堂の中には大きな円卓があるため、何人かの友達と一緒に会食するのにぴったりです。多くの地元の人たちに加え、団体旅行客たちにも愛されているお店です。
如意亭はメニューが豊富で、皮が薄く餡が多い看板メニューの山東手作り水餃子、コシのある手作り麺の牛肉麺、おかみさんが自ら開発・研究した客家料理、おかみさんおすすめの生姜の豚モツ炒めなど。店内には特色ある料理が揃い、幅広い選択肢を提供しています。
おかみさんは苗栗県の客家人で、大将は鳳林の人です。2人とも他県に働きに出て、知り合った後、鳳林に引っ越しました。
おかみさんは、嫁に来たばかりのころ、山東のご老人が開いていた近くのお店で働き始めたそうです。16年間にわたって、山東のご老人のそばで酸辣湯餃子、牛肉麺などのメニューをマスターし、その過程で食堂を引き継ぎました。
自分の食堂を経営することを決意し、おかみさんと大将が一緒にメニューを研究・開発しました。客家の特色ある料理を、山東のご老人直伝の酸辣湯餃子と牛肉麺に結びつけたところ、人々が忘れられない客家食堂の『如意亭』ができあがりました。
如意亭には、華やかで飾られた話はなく、ただ一生懸命頑張るおかみさんと大将が、花蓮の豊富な食材を使用して、オリジナルの味をもった料理を振る舞います。お客さん一人一人に心のこもった挨拶をし、お客さんたちがお腹いっぱいに美味しく食べることを望んでいます。
彼らの挨拶が心をあたためるだけでなく、素材をいかした味がお腹もあたため、多くのお客さんが如意亭に夢中になるのです。
如意亭|電話:03-876-4866 Facebook:如意亭美食館-老店
原文:拿告·吉魯
出典:遊譜YOUPUT