【花蓮・鳳林】林北三小古物店 愛情たっぷりの小さなリサイクルショップ

台湾東部
オーナーである妍佩(Yanpei)さん

大家好!美麗(メイリー)台湾 アシスタントのリンインです。

日本ではフリーマケットや古着ショップのようないわゆるリサイクルショップをよく見かけます。日本同様、台湾にもリサイクルショップがたくさんありますが、今回は台湾の中部北である花蓮県員林市南平に位置する小さなリサイクルショップの記事をご紹介します。

ある人が私に、ここで集めたお金をどうするのかと尋ねました。私はこう答えました。「林北には 60 歳から 100 歳近くまでの人お年寄りの方がたくさんいらっしゃいます。彼らはとても素敵で、そんな彼らのためにお金を稼ぎたいと思うようになりました。私が彼らのために稼げるお金は多くはありません。ですが私のこの気持ちを彼らはおそらく長い間覚えていてくれることでしょう。」 これが、オーナーである妍佩(Yanpei)さんが「林北三小古物店」を設立した原動力です。

写真③(学校のシンボルであるWZUが構内に置いてあります)

「もう一つの理由としては、自分の不必要な物を必要としている人の手に渡した方が、更に大切にされるだろうし、それがその物にとって一番良い選択だと思うからです。」と妍佩(Yanpei)さんは語ります。ちょうど花蓮県員林市南平のオフィスに使用されていなかった空間があったので使用許可を取り、このリサイクルショップを立ち上げたそうです。

お店を開くにはもちろん店名を考えなければいけません。このリサイクルショップは南平にありますが、元々の起源は花蓮市鳳林鎮北林三村で、お店の規模の小ささ、価格の安さ(小ささ)、そしてオーナーである妍佩(Yanpei)さんの小ささ、この3つの小さいが合わさって「林北三小二手店」(林北三小リサイクルショップ)という店名になりました。そして同時に妍佩(Yanpei)さんはこのお店の店長になりました。

「林北三小二手店」(林北三小リサイクルショップ)の看板

営業開始当初は、自分の家から持参したり、友達に不必要の物品を寄付してもらいました。ですがその中の少なくとも八割は新品でした。衣類、バッグ、装飾品、キッチン用品、書籍など、他にもたくさん新品の物がありました。

お店の様子 ①
お店の様子 ②

「林北三小二手店」(林北三小リサイクルショップ)のオープンが村で広まった後は楽器や姿見、電気製品まで寄贈され、新製品が寄贈されることも増えていきました。そして同様に寄贈された物品の八割は新品の物でした。そしてそれは妍佩(Yanpei)さんに社会的優しさのフィードバックを感じさせました。

お店の様子 ③

ここで売る物品は重要ではありません。ただ次の使用者にとって使えるものであれさえすれば、妍佩(Yanpei)さんは激安価格で必要としている人々に売ります。物品が全て売れる時もよくあります。時々新製品が入荷しているかどうか見に来る方もいればよく来るお客様もいます。

総収入10,000元を超えた時には、豚の貯金箱の開封ライブが行われました。売上金は全てこの貯金箱に保管しており、ショーで開封して金額を数えた後、全ての金額をお年寄りの食費として寄付しました。

貯金箱開封の様子

オーナーである妍佩(Yanpei)さんは寄付してくれる方とそれを買ってくださる方々に常にとても感謝していると述べ、これからも引き続き懸命に経営をしていき、次の10,000元の寄付イベントを心待ちにしているそうです。少しでも興味のある方はぜひ花蓮南平にある「林北三小二手店」(林北三小リサイクルショップ)に来てみてください。店名は「林北三小二手店」です。「林北殺洨二手店」(音が似ていますが意味が違います。)ではないので間違いのないようにお願いします!

原文/蓓倫
照片提供:林北三小二手店

出典:遊譜YOUPUT
【花蓮・鳳林】林北三小二手店–店小愛心不小-遊譜YOUPUT
「有人問我,募得物資,賺了錢要做什麼?我說:「北林有一群長輩,從60到近百歲的都有。好可愛的阿公阿嬤們,讓我想為他們賺一點點的加菜金,沒有很多,但心意卻能讓他們記很久很久,也許就ㄧ輩子了。」這是闆娘妍佩創立「林北三小二手店」的原動力。-遊譜YOUPUT網站

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