台湾の大学生 校外学習で豆腐を手作りしてみたat深坑

台湾暮らし

大家好! こんにちは、jellyです。
日本人が選ぶ旅行先として人気の高い台湾。台湾に興味のある皆さんは、台湾特有のユニークなグルメ、臭豆腐(しゅうどうふ)にチャレンジしてみたいという人もいるのではないでしょうか!?

先日私は校外学習で臭豆腐が有名な地、新北市(しんほく市)にある深坑區(しんこうく)に行ってきました!
今回の校外学習では深坑で手作り豆腐体験をしました。

集合

今回は、留学生が履修できる中国語の授業で校外学習に参加しました。
大学前にクラスメイトと先生で集合してから、早速バスに乗って深坑區へと向かいます! バスの表示で「深坑」という地名は何回も見ていたのですが、実際に行ったことがなかったのでとても楽しみです♪

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深坑行きのバス
画像出典:就是愛公車

豆腐作り体験

深坑區についたら、少し歩いて豆腐作りに向かいます。今回豆腐作り体験をさせていただくのは、深坑農產品推廣中心(深坑農産品推進センター)です。一人でも団体でも、一人100元(約470円)で手作りの豆腐が作れますよ!

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深坑農產品推廣中心

私達は大人数で来ていたので、大きいテーブルに6人ずつ座って、早速豆腐作りが始まります!

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豆腐の作り方がわからなくても大丈夫です! 推進センターの方がわかりやすく教えてくれますよ

せっかく推進センターの方に作り方を教えていただいたので、ここで豆腐の作り方を紹介していきますね。
豆腐の材料はとってもシンプルで、豆漿(豆乳)、お水、鹽滷(にがり)のみです。

1,豆漿を80度まで加熱する

この時点で台湾の豆漿ならではのいい香りがしてきて、思わず幸せな気分になりました♪

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温度計を使って80度になるまで加熱していきます

2,鹽滷を100ccのお水に加えてよく混ぜる

豆漿が80度になったら一旦火を止めて、鹽滷にお水を混ぜていきます。

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しっかり混ぜていきます

3,熱した豆漿に、水と混ぜた鹽滷を加え、すぐに4回混ぜて、4回すくい上げる

アツアツの豆漿が入った鍋に先ほど用意した鹽滷を入れたら、すぐに4回混ぜて、下の写真のように4回すくい上げるようにして混ぜます。
回数細かすぎない!? と思ったのですが、センターの方が言うにはこの回数をしっかりと守るかどうかが美味しい豆腐が作れるかどうかの分かれ道なんだとか。わたしたちもしっかり守りましたよ! このときも豆腐のとってもいい香りがしました。
混ぜ終わったら10分間豆漿が固まるのを待ちます。

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豆漿のテクスチャーがだんたんとドロドロになってきました

4,豆腐の型を組み立て、布を被せておく

10分の待ち時間の間に、木の型を組み立て、その上から布を被せておきます。

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いよいよ豆腐の成形です

5,豆漿を型に流し込む

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10分おいた豆漿。なんとなく豆腐っぽくなってきたかも?

6,蓋をしたら体重をかけて豆腐を固めていく

すべての豆漿を型に流し込んで、布を被せ、蓋をしたら、体重をかけて豆腐を固めていく作業に入ります。
最初は弱い力で押し、その後段々と力をかけていきます。最後は全体重をかけて豆腐を押しまくります! 大変だったのは、5分間ずっと押さなければいけなかったことです! でもこのときにしっかりと連続して力をかけられるかどうかが、美味しい豆腐が作れるかどうかの分かれ道なんだとか。私達は6人一組で豆腐を作ったので、10秒ずつ交代しながら押しました。

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しっかりと体重をかけて押していきます

7,出来上がり♪

5分たったら、型をひっくり返して、いよいよ豆腐の出来上がりです。
先ほどの押しが弱いと、型を外した瞬間に豆腐は崩れてしまいます。
上手にできているでしょうか!?

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ドキドキの瞬間です!

ゆっくりと型を外すと……豆腐は崩れることなく形を保ってくれていました!
手作り豆腐の出来上がりです。

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上手にできました!

いただきます!

深坑農產品推廣中心では、作り終わったできたての豆腐をその場で食べることができます。
早速豆腐を切り分けて、まずはそのままいただきます。
あんなにしっかりと力をかけて押したのに、豆腐はとても柔らかかったです。不思議ですね。豆漿の風味もほんのり感じられて、そのまま食べてもほっと心が満たされます。
豆腐本来の風味を楽しんだら、日本では見かけない台湾の調味料「油膏(とろみ醤油)」をつけていただきます。
油膏は台湾ではとても一般的な調味料で、スーパーでもよく見かけます。味は醤油が一番近いですが、少し甘みがあって、とろみもついています。
台湾では蘿蔔糕(大根餅)や蛋餅(台湾風の甘くないクレープ)の上にかけるほか、炒め物の調味料としてもよく使われる……などなど、とにかくいろいろな料理に応用することができます。茹でた野菜にそのままかけて食べるだけでも美味しいですよ!台湾旅行のお土産としてもおすすめです。

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油膏をかけた手作り豆腐

台湾茶もいただきます

推進センターの方が温かい台湾茶を用意してくれました。ありがたいです!
黄緑色のお茶は文山包種茶(ぶんさんほうしゅちゃ)で、茶色いお茶は烏龍茶です。
文山包種茶は台北市文山区で生産されている台湾烏龍茶の一種です。
台湾ではとても有名なお茶の種類で、その知名度の高さから台湾四大銘茶(文山包種茶、凍頂烏龍茶、東方美人茶、木柵鉄観音茶)の一つでもあります。味わいは烏龍茶というより緑茶に近い、すっきりとした味わいです。
渋みもほとんどないため、私は文山包種茶が大好きです。

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豆腐とお茶をたくさんいただいて、お腹いっぱいになりました。ごちそうさまでした!

豆腐を作り終えて

私は豆腐が好きで、普段からたくさん食べているので、校外学習で豆腐作りという素敵な体験をさせてもらえて嬉しかったです。
そんな私でも台湾の臭豆腐にはあの独特な香りから苦手意識があり、台湾に一年いるのに一度も食べたことがありません。
次回深坑區を訪れたときは、普通の豆腐だけではなく臭豆腐にもチャレンジしてみたいなと思いました。
それでは下次見!


記事執筆: jelly

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